僕らには日本史上最高の森林浴のチャンスがある。
こんにちは。現役大学生兼新米猟師のエルクです。
毎度おなじみ「人間は森での狩猟採集で進化してきたみたいだし、俺たちももっと自然とふれあったり、狩猟民族的な生活が良いみたいよ」って記事でっせ。
要は狩猟採集民族的ライフハックってやつです。
今まで「森林浴って最高だよ!」って話をたくさんしてきました。
木と触れあうと免疫力が………… - エルク研究員の解説してみた。
森に行くメリットをざっとまとめてみた。 - エルク研究員の解説してみた。
森林浴するだけでメンタル改善されて、免疫上がって、抗がんもできちゃうってのが科学的に証明されてるよーんってな感じです。
そんなわけですが、皆さんは「環境破壊で森が荒れている!!!」といったイメージをお持ちの方が多いかなーって印象で、
「実際日本の森どうなん?大丈夫なん?」ってなことをよく聞かれます。
そこんとこに軽く言及した論文見つけたんで、
今回はそれをご紹介しつつ
「こんな森林浴に恵まれた時代と場所はないぜ!!!」
って話をご紹介しよかなって感じっす。
参考文献「21世紀における日本の森林と山岳地の管理について(太田)」
1.日本の森は荒れていない
まず、「森が荒れている!!」といった話をよく新聞、テレビなどでご覧になるかもしれませんが、実際は荒れていません。
戦後、急に大量の木材が必要になったためにたくさんの杉、ヒノキが植えられ、
現在管理がいきわたっていない側面があるんですが
「木材を生産する森林としては``荒れている"」という話であって森が荒れているわけではありゃしません。
しかも今時薪使う人なんてかなり少ないので広葉樹林は切られず、
戦後にたくさん針葉樹植えたしで
今はここ数百年で一番森が豊かな時代です。
最高の森林浴時代な感じです!
(ぼちぼち切らなあかん感じなんですがその辺はまた今度。。)
ちなみにエコ文化として最近注目されている江戸時代ですが、一般庶民の燃料は薪とかなんで
木は切られまくり、はげ山ばっかりとのこと。
例えば今では緑が生い茂っている送り火で有名な大文字山ですが
江戸時代には頂上付近に数本の松の木があるだけのはげ山だったそうな。
2.ついでに多様性がすごい
てなわけでただいま緑が豊かな日本の森ですが
生物の種類がめちゃくちゃ豊富です。
例えば同緯度地域のイギリスとかと比較するとその差は圧倒的でして
関東で大人気のハイキングスポットである高尾山の植物の種類数は
イギリス全土の植物の種類数の合計より上なんだとか。
まあジャングルとかは日本と異次元の植物種数なんですが、
あの辺の森は結構危険で森林浴どころではないって感じっす。
(蛇とかアリとかクモとかトラとか)
日本は肉食獣もいませんし、毒蛇もいるけど少な目。
道もしっかり整備されているところが多い。
まあ日本は森林浴するにはコスパがいい!ってイメージでしょうか。
3.まとめ
てなわけでまとめると
日本は今、ここ数百年で一番森が豊かな時代でして
森林浴するにはうってつけな感じです。
更には世界的にものんびり森林浴する分にはコスパよく楽しめる感じで
その辺歩くだけでもかなりたくさんの植物と出会えるなかなか素敵な場所です。
せっかく健康にもなるし、最強の森林浴世代の恩恵を享受してみてはいかがでしょ?
ではでは。