観葉植物は加湿器にもなるしヒーターにもなる
こんちは。現役大学生兼新米猟師のエルクです。
毎度お馴染み「人間は森での狩猟採集で進化してきたみたいだし、俺たちももっと自然とふれあったり狩猟民族的な生活が良いみたいよ」って記事でっせ。
初っぱなから余談ですが、昨日の記事がややバズりかけてたので皆さん是非見てくださいな。
今回のは冬にぴったりの論文を見つけたんで紹介しちゃいます。
何度か「観葉植物って最高みたいよ……」って話してきましたが、
「冬のお部屋の温度、湿度にも貢献してくれるみたい……」
って論文っす。
参考文献「 観葉植物が室内の温熱環境および温熱快適性に及ぼす影響
一冬期における実験による解析ー(浅海、仁科、塚西、増井,橋本)」
1.前回までのまとめ
前回までにデスクに観葉植物置くだけで生産性あがったり、
ストレス緩和されたり、
空気清浄効果もあったり、
ってな論文紹介してきました。
ちなみにあのNASAも観葉植物オススメしてるみたいっすね。
デスクの観葉植物の効果とか。 - エルク研究員の解説してみた。
NASAが観葉植物を勧めていたはなし。 - エルク研究員の解説してみた。
2.今回の実験
今回の実験では、冬の間にコンクリートの部屋に観葉植物を置いてみて
①部屋の湿度や温度はどう変化するか?
②植物の配置で結果はかわるのか
とかを調べてくれてます。
植物の種類によって違うのか……?てのも調べてくれてますが、使用した植物がいずれも日本の観葉植物店とかにはあんまりおいてないもの(カポックとマッサンギアナ)なので今回はここはスルーします。
3.結果
てなわけで結果ですが
①日中の温度は観葉植物を置くことで高くなる。
②湿度も高くなる。
③複数の植物を置くなら点在させるより南側に並べた方がいい。
つてな結果でした。
(一応捕捉ですが、植物種によっても結果に違いは出て、蒸発散の多い植物の方が湿度をあげてくれて、蒸発散の小さい植物の方が温度はあげるとのこと。)
4、まとめ
という訳で観葉植物は生産性高めたり、ストレス緩和だけではなくて冬の間の部屋の環境(温度、湿度)改善もしてくれるみたいっす。
なお配置する際には南側に並べるのがよさげみたいです。
植物の種類に関してごちゃごちゃ上に書いておりますが、お店に行って気に入った植物を何種類か並べてたらいいかなーって印象です。
(個人的見解ですが、種類によって蒸発散量が違うので数種類置くことで効果が平均化できそう。)
というわけで冬の乾燥がつらい方や暖房代浮かしたい方にもありみたいです。
ではでは