エルク研究員の解説してみた。

現役大学生兼新米猟師。「人間は森での狩猟採集で進化したんだから、日常生活に狩猟採集民のライフスタイルを取り入れて行くと科学的にいいっぽいよ」ってブログです。要は狩猟採集民族的ライフハックみたいな感じっす。

睡眠の悩みはキャンプで解決!?

こんにちわ。現役大学生兼新米猟師のエルクです。

 

今回も狩猟採集的な生活のススメです。

 

アフリカ、東南アジアの狩猟採集民族の観察研究の結果から、

彼らは睡眠の悩みがほとんどない……

ってのがわかってきてまして、

アウトドアライフが睡眠にいいんじゃない?

って言われております。

 

 

そんなこんなで今回はキャンプが睡眠にいいかも!って論文の紹介です。

 

そんではいきまっせー

 

参考文献

① https://www.jstage.jst.go.jp/article/hatsuhatsu/2009/41/2009_41_36/_article/-char/ja/

https://www.jstage.jst.go.jp/article/hatsuhatsu/2009/41/2009_41_36/_article/-char/ja/


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1.睡眠異変

人間はみんな体内時計を持っています。

これは光を浴びることで24時間周期になるように調節されております。

というのも長い長い狩猟採集生活で

「太陽の光で起きて、日が沈んだら眠くなる」

ってなサイクルが出来上がってるからです。

 

 

しかしながら現代人は夜になってもスマホやらパソコンやらで光浴び続けているし、

街灯はラメラメだし、

日当たり次第では朝も部屋が暗い……

 

ってな感じで体内時計的には完全アウトな生活なんですよね~~。

そこでみんなは不眠になったり、寝付きが悪くなったりしちゃうんです。

 

 

2.実験

そこで、「キャンプって朝は太陽の光で起きれるし、夜は強制的に光弱くなるしいいんじゃね?」

ってなりまして、実験が行われました。

 

被験者には測定器の付いたリストバンドを着けて三泊四日のキャンプをしてもらい、

その前後の生活と比べて体内時計はどーなったか!?ってのを調べたみたいっす。

 

 

 

3.結果

てなわけで楽しみな結果発表ですが、

三泊四日のキャンプで体内時計の調節と睡眠の改善が示唆されました。

 

原因としては光環境だけではなく、

①リラックスによる自律神経の調節

②適度な運動

なども考えられるとのこと。

 

 

4.まとめ

社会がスマホやらパソコンやらを手放せない生活スタイルになった以上、これを完全に断ち切る!

ってのは無理だと思うんで、

月一、二ぐらいで週末使ってキャンプするだけでもかなり効果はありそうっすねー。

 

キャンプ場ってだいたい森の中だし、

当サイトゴリ押しの森林浴もいくらでもできちゃう感じです。

森に行くメリットをざっとまとめてみた。 - エルク研究員の解説してみた。

 

後はメンタル改善にも良かったり。

やる気が出ないときにはキャンプがいいみたい - エルク研究員の解説してみた。

 

 

実際に僕もキャンプ放浪しながらアウトドア修行してたときは自然と9時に眠くなって五時くらいに起きる感じに誘導されてました。

(ちなみに上の写真はキャンプ放浪中に行った知床羅臼岳の)

 

 

睡眠改善効果だけではなく森林浴のメンタル改善が見込めるので是非おすすめです。

 

 

ではでは。