「動的平衡」と「断捨離」
こんにちは。現役大学生兼新米猟師のエルクです。
今回は生物学者のミニマリストである僕が達した断捨離理論を紹介しよかなーと。
簡単に言うと「生物って絶えず分解と再合成を繰り返しているらしいし、僕らのライフスタイルもそうしようぜ!」って感じです。
それでは……。
1.そもそも動的平衡って?
以前の記事でも紹介しましたが生物は動的平衡により成立しています。
動的平衡とは「生物の体を構成物は絶えず分解されて糞として排出され、それと同時に食べたものや取り込んだエネルギーを肉体として合成する。」というものです。
「生物=実態があるもの」というより、この「分解と再合成」の流れこそが生物の本質といえます。
詳しくはこちらを↓↓↓
2.今の自分
動的平衡理論が示したのは「生物は常に変わり続けている」ということ。
今の自分は直前までの自分とは全く別物です。
「過去の自分」の多かれ少なかれが分解されており、食べたものから再合成されたものが「今の自分」です。
僕らは常に変化しており、「今の自分」もこの瞬間だけのものです。
3.物の動的平衡
そんなわけで僕らは常に変化しておりますが、それは肉体だけのはなしではないかなと。
興味の対象や好きなもの、人ももちろん変化していきます。
僕らの持ち物は多かれ少なかれ興味や好奇心を満たすためにあったり、自己表現のためにあるものがほとんどです。
そして僕らの持ち物ってかなりの部分が結構昔に買ったものだったり。
つまり自分は身も心も変化しているのに身の回りの持ち物は昔のままという状態に陥りがちなんです。
4.手放そう
じゃあどうすればいいのか……ってなると答えは一つです。
昔の持ち物は手放しましょ。
そして今この瞬間好奇心がそそられるもの、本当に必要としている物を手に取りましょう。
肉体だけじゃなくて持ち物も常に変化が必要です。
例えば本で考えてみます。
昔好きだったけど最近読んでいない本。
本棚に置いとくより一回売っちゃいましょう。
そしてそのお金で今気になっている本でも買いましょう。
ブックオフで売ったらハードカバーなら500円位になることもありますし、500円あったら中古なら二、三冊あるいは新刊の文庫本とかも買えちゃいます。
そして新しく得た本は今の好奇心も満たしてくれるんです。
簡単に言うたらこんな感じです。
本に限らず、生活用品も同様に今の自分にフィットさせていく……。
これを繰り返していくことで常に変化し、新しい自分になれるんです。
いかがでしょうか。
常に同じ自分でいるより、絶えず古い自分を捨てて新しい自分になっていく、そのためには物とのかかわり方も重要です。
また、物を手放した分だけ何か新しいものを受け入れる「ゆとり」のようなものも生まれます。
一度試してみてはいかがでしょうか。
ではでは。