「日常のウルトラライト化」解説してみた。読書からの教訓編。
こんにちは。現役大学生兼猟師のエルクです。
今回は僕が読書、アウトドア、そして生物学を学ぶ中で得た
「日常のウルトラライト化」
という独自のミニマリズムについて何回かに分けて解説していきたいと思います。
まず初めに僕が物を減らすことのメリットに気がついたのがこの本。
メンタリストDaigoさんの「超集中力」
Daigoさんが心理学を学ぶ中で得た「集中力を高め、生産性を上げるためのテクニック」が述べられている本。
衣食住や日常生活での工夫も含めて、微に入り細にわたる知識が満載。
その中でも集中力が高い人の条件として「部屋がきれいであること、机の上に不必要なものがないこと」が挙げられています。
ものが多いというとは視覚的な意識がそこに向けられる可能性が高くなるということで、
本やパソコンのみの必要最低限の部屋やデスクではそれに意識を向けざるを得なくなり、結果的に生産性が上がるのだとか。
もともと僕の机も汚かったのですが、ある時思い切ってパソコンとコーヒーカップしか置かないようにしたところ、勉強中に手を止めていないことに気付きました。
また、今まで机の上においていたものの中でよく使っていたものがごくわずかであることにも。
この時から僕の「その瞬間必要か不必要か」の選択が始まり、ささやかながら、今振り返ると大きな一歩を踏み出した……といったかんじです。
次の契機はこの本。
四隅大輔さんの「自由であり続けるために20代で捨てておくべき50のこと」
音楽プロデューサーとして大活躍しながら、全盛期にすべてを捨てニュージーランドへ移住した四隅さんの作品。
もともと、生粋のアウトドアマンであった四隅さんは登山中の荷物の軽量化で学んだ「捨てる」という概念を限界まで生活の中で応用しているそう。
「視界にあるノイズは捨てる」
「その時使わないものは必要のないもの」
「最低限の暮らしを知り、いつでも大きく勝負に出れるようにする」
「深夜を捨てる」
「服の選択肢を捨てる」
などなど。
中でも「深く語れないものは捨てる」という考え方に影響を受けました。
自分の周りのものをすべてこだわりのある、デザイン性、機能性の高いお気に入りのものでまとめる。値段は100円でもいい……と。
Daigoさんの本と合わせることで
「物の少数精鋭化を行い、集中力を妨げるノイズを減らし、物の維持コストやメンテナンスにかかる時間やお金を好きなことに向ける。そして残ったお気に入りのものは使い倒す」
という自分の中での結論がうまれました。
基本的な僕のミニマリズムの考え方はこの結論につきます。
「ミニマリズム=物がない不便」ではなく、本当に大事なもの、好きなものへ時間、エネルギー、お金を一極集中させるための思考かなーと。
次回はアウトドア経験からの教訓でも……。
最後までありがとうございました。
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