エルク研究員の解説してみた。

現役大学生兼新米猟師。「人間は森での狩猟採集で進化したんだから、日常生活に狩猟採集民のライフスタイルを取り入れて行くと科学的にいいっぽいよ」ってブログです。要は狩猟採集民族的ライフハックみたいな感じっす。

「ヒグマ観察車両」が始まるらしい

こんにちは。現役大学生兼新米猟師のエルクです。

 

今日は野生動物関連の面白いニュースがあったのでご紹介しよかなと思います。

 

https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/249952

 

北海道の知床にて「ヒグマ観察車両」の導入が知床財団により検討されているとのこと。

 

知床では観光客がヒグマの鮭の補食を見るためにヒグマにかなり接近しています。

しかし、ヒグマはかなり繊細な生き物なので、一線を越えて刺激すると極めて危険。

 

また、観光客の接近によりヒグマが人に慣れ、住宅地への侵入を厭わなくなったりゴミを漁り出す可能性も懸念されております。

僕も二度行ったことがありますが「そんなに近づくんかい……」と内心ツッコミまくりでした。

 

 

そんなこんなでこの観察車両。

外からは車内が見えにくくなっているようで、ヒグマからは車内の人の様子は見えにくいそう。

 

ヒグマへの刺激も減らせますし、人慣れも防げます。

 

サファリパークの野生動物バージョンみたいな感じでしょうか。楽しみです。

 

ちなみにこの知床財団というのは知床の環境保護、啓発を行っている公益法人

世界有数のヒグマ密度である知床では、無知な観光客がヒグマと不意に事故を起こす可能性があるため、知床財団は知床五湖、知床自然センター等で観光客への指導、ツアーを行ってくれてます。

 

時には麻酔銃を使うことも。

猟師もたくさんいるそうな。

 

 

知床大好きマンとしてはとてもお世話になったので感謝感謝です。

 

 

皆さんも是非知床へ。

ヒグマの気配の中、原生的で美しい自然を歩くのはさいこうです。