エルク研究員の解説してみた。

現役大学生兼新米猟師。「人間は森での狩猟採集で進化したんだから、日常生活に狩猟採集民のライフスタイルを取り入れて行くと科学的にいいっぽいよ」ってブログです。要は狩猟採集民族的ライフハックみたいな感じっす。

木と触れあうと免疫力が…………

こんにちは。現役大学生兼新米猟師のエルクです。

 

前回の「森にいくメリット」の続きです。

フィトンチッドという物質を前回ご紹介しておりますが、これについて今回は詳しく……。

森でゆっくりすると元気になる!……って方は多いでしょうがそれを科学的に証明しますよー。

 

 

1.復習

前回のまとめをざっと……

樹木が傷ついた際に自己防衛のためにだすのがこのフィトンチッドという物質です。

人がこれと接するとストレス緩和作用なんかが。

前回の↓↓

 https://elk102.elk62.net/entry/2018/12/05/214410

 

2.NK細胞

人間の免疫システムにNK(ナチュラルキラー)細胞というものがあります。

これは体外から入ってきた異物(病原菌とか)に対処するものですが、フィトンチッドによってこのNK細胞が活性化するとの報告が日本医科大学から出ております。

田舎の人は風邪をひきにくい……なんていわれますがこうゆうことかも。

 

 

3.抗がん作用

フィトンチッドによって抗がん作用も高まるとのこと。

これも日本医科大学の実験からですが、NK細胞の抗がんタンパク質の活性化がみられたそう。

ガン予防にもなっちゃうんです。

 

 

4.どれくらいきくの?

二泊以上の森林浴ツアーに参加することでこれらの効果は1ヶ月以上持続したとか。

二泊……となるとなかなか厳しそうですが、毎月どこかの土日を使って森林浴旅行なんてのも素敵かも?

 

 

いかがでしょうか?

とりあえず森にいけばストレス減って、免疫力上がって、ガン予防もできるってことですな。

なかなか日常では気づかないかもしれないですが、日本って都市部にも結構森があるもんで、そういった意味では恵まれた環境です。

是非いってみてはいかがでしょ?

ではでは。

 

参考文献   http://www2.nms.ac.jp/nms/dhph/shoukai_likei02.html