エルク研究員の解説してみた。

現役大学生兼新米猟師。「人間は森での狩猟採集で進化したんだから、日常生活に狩猟採集民のライフスタイルを取り入れて行くと科学的にいいっぽいよ」ってブログです。要は狩猟採集民族的ライフハックみたいな感じっす。

「給食ジビエ」が始まったらしい。

こんにちは。現役大学生兼新米猟師のエルクです。

 

今日は面白いニュースがあったので是非ご紹介しよかなと。

https://oita-press.co.jp/1010000000/2018/11/18/JD0057523531

 

大分の日田でジビエ給食が始まったそう。

日田では駆除された獣がほとんど食べられず、埋められていたため、利活用を模索した結果給食への導入が行われたとのことです。

 

 

明治維新より以前は日本人にとって肉=獣肉、鶏肉のこと。

明治維新後に欧米の肉食文化が伝わり、牛鍋なんかが当時はやったそうですが、最初は「牛肉まずくね?」ってなったそうです。

 

当時の日本人は鹿やら猪に慣れてたから牛肉は最初合わなかった……

徐々に品質が安定し、臭みの少ない畜産牛が食べられるようになったのではないか

と考えられています。

 

まあ結局「慣れ」が重要ってことです。

 

 

給食でのジビエ導入によって獣肉特有の味に慣れることもできるし、先入観(臭い、硬い)も無くなるのでめちゃくちゃよい案だと思います。

小さい頃からジビエの美味しさを知ることによって大人になってからの定期的な消費にもつながる可能性も。

 

 

また、ある程度大きいマーケットが地域にある……という事は駆除個体のジビエ利用の後押しになるかも……?

 

 

今後が楽しみです。

ではまた。